職場環境になじめず、早期退職してしまった
面接では好印象だったのに、現場で伸び悩む…
採用段階での印象と入社後の適性が合わず、早期離職につながるケースは少なくありません。こうしたミスマッチを防ぐ方法の一つが、候補者の性格や行動特性を可視化する「性格診断」です。
本記事では、性格診断の基本や注意点、株式会社RYOMAの適性検査ツールSmartSelect(スマートセレクト)を紹介します。採用のミスマッチや早期離職に悩んでいる採用担当者は参考にしてください。
適性検査の性格診断とは?
適性検査の性格診断とは、採用前に候補者の人柄や価値観、行動特性を測定するテストのこと。スキルや知識を測る能力検査とは異なり、性格傾向を客観的に評価できる点が特徴です。
近年、多くの企業が「採用した人がすぐに辞めてしまう」というミスマッチに悩んでいます。株式会社RYOMAが行った「成長ベンチャー企業の採用実態調査」では、77.3%の企業が早期離職の原因を「面接で候補者を見極められなかったこと」と回答しました。

面接官の直感や主観で候補者を判断すると、入社後に「思っていた人物像と違った」というギャップが生まれやすく、早期離職につながるリスクが高まります。
このような課題を解決できるのが、客観的なデータに基づいて候補者の特性を判断できる「性格診断」です。面接では見抜きにくい内面を数値化することで、採用のミスマッチを減らします。
採用時に性格診断を活用するメリット
採用時に性格診断を活用すると、多くのメリットが得られます。
代表的なメリットは以下の通りです。
- 採用ミスマッチを防止できる
- 内定辞退の防止につながる
- 人事と現場の評価を揃えられる
- 入社後の配置に活用できる
ここからは、各項目について詳しく解説します。
採用ミスマッチを防止できる
性格診断ツールは、客観的なデータに基づいて求職者の内面を評価できる点が大きな特徴です。
株式会社RYOMAによる「成長ベンチャー企業の採用実態調査」では、直感的な採用が、採用の質に与える影響として「会社の文化や価値観に合わない人を採用してしまう」と回答した経営者が60%にのぼる結果となりました。

この結果から、主観に頼った判断では候補者の性格や価値観を見抜けず、入社後に「合わなかった」という事態を招きやすいことがわかります。
性格診断を活用すれば、企業文化や価値観との相性を数値で可視化でき、主観に頼らない採用が実現できます。これにより、採用ミスマッチを防ぎ、早期離職のリスクを減らせるのです。
面接で自社の魅力を伝えられる
面接官は性格診断の結果を事前に把握できるため、面接時の質問事項を的確に絞り込めます。その結果、面接時間の短縮や選考プロセス全体のスピードアップが可能です。
そして、浮いた時間を自社の魅力を伝える場面に充てることで、候補者は企業文化や職場環境をより深く理解できます。働く姿を具体的にイメージできるようになるため、入社意欲が高まり、内定辞退の防止につながります。
人事と現場の評価を揃えられる
採用担当者が主観で良い人材だと判断しても、現場からは「求めていた人物像と違う」と受け止められるケースがあります。性格診断は、このような人事と現場のズレを解消する手段として有効です。
客観的なデータをもとに人事と現場が共通認識を持てるため、面接官の主観に左右されない採用判断が可能になります。結果として評価のズレによるミスマッチを防ぎ、配属後の活躍や定着率の向上も期待できます。
入社後の配置に活用できる
性格診断の結果は、採用の合否判断だけでなく、入社後の配置判断にも役立ちます。あらかじめ候補者の性格や価値観を把握しておくと、強みを活かせる環境に配属しやすくなるからです。
例えば、チームワークを重視する部署には協調性が高い人材を、企画や開発のポジションには創造性や挑戦志向が強い人材を配置する、といった使い方ができます。
適切な配置により早期の戦力化やチームとの適応が進み、業務のパフォーマンスが向上します。
性格診断を導入する際の注意点
性格診断には多くのメリットがありますが、以下のような注意点もあります。導入前に把握しておきましょう。
- 回答が操作される可能性がある
- 診断結果を過信しない
- 運用しやすいサービスを選ぶ
回答が操作される可能性がある
インターネット上には、性格診断の「正しい答え方」に関する情報が多く出回っています。そのため、候補者が意図的に回答を操作し、本来の性格とは異なる結果が出る場合もあります。
株式会社RYOMAの採用支援ツールSmartSelect(スマートセレクト)は、候補者が工夫した回答も含めて、多角的に総合評価できるのが特長です。面接映像や音声から、表情や声のトーン、話し方の変化をリアルタイムに解析し、決断スピードや先延ばし傾向まで測定します。通常の性格診断では見抜けないような違和感までデータで補えるのです。
診断結果を過信しない
性格診断は候補者の特性を把握するのに役立ちますが、それだけで人物像を完全に理解できるわけではありません。診断結果だけに頼って合否を決めると、誤った判断をしてしまうリスクがあります。
面接でのやりとりや職務経歴など、複数の情報を組み合わせて評価の偏りを防ぎましょう。
運用しやすいサービスを選ぶ
性格診断のなかには、質問数が非常に多くて時間がかかったり、結果のレポートが専門的すぎて理解しづらかったりするものもあります。こうしたツールでは、せっかく導入しても現場が使いこなせず、負担になってしまいます。
SmartSelectは、診断結果をわかりやすく提示し、操作もシンプルです。さらに導入から運用、定着までサポート体制が整っており、人事専任者がいない企業でも安心してご利用いただけます。

SmartSelectがベンチャー企業におすすめな理由
人事が少なくて面接に時間をかけられない…
面接で、もっと自社の魅力を伝えたい!
ベンチャー企業では、一人ひとりの成果やカルチャーフィットが事業成長を大きく左右します。だからこそ、採用前の慎重な見極めは不可欠です。
しかし、限られた採用リソースの中では、見極めに時間を割くあまり、面接で自社の魅力を伝えることがおろそかになりがちではないでしょうか。
この課題を解決するためには、見極めの質と効率を高めることが重要です。これにより、面接を会社の魅力を伝える場へと変えられます。
そこでおすすめなのが、株式会社RYOMAのSmartSelect(スマートセレクト)です。
ここからは、SmartSelectがベンチャー企業に特におすすめな理由を3つの観点から紹介します。
- 精度の高い見極めができる
- 少人数の人事体制でも効果的
- 採用から定着まで一貫したサポート体制
精度の高い見極めができる
通常の性格診断は、意図的に回答を操作されてしまうと本来の特性を正確に把握できない場合があります。
一方でSmartSelectは、感情解析AIとKIBI理論という最新技術を活用。表情や声のトーン、話し方の変化も解析でき、回答操作や面接官の主観に左右されにくい診断を可能にします。
これにより、従来の診断では見抜きづらかった候補者の特性を的確に捉えられるのです。
少人数の人事体制でも効果的
ベンチャー企業では、採用担当者が他業務と兼務しているケースが多く、面接に割ける時間も限られます。
SmartSelectの精度の高い見極めは、限られた面接時間でも効率よく見極めることを可能にします。面接官は事前に候補者の特性を深く理解できるため、無駄な質問が減り、会社の魅力を伝えることに集中できるのです。
採用から定着まで一貫したサポート体制
SmartSelectを提供する株式会社RYOMAは、単なるツール提供会社ではなく採用支援会社です。
人材要件の設計から、面接での魅力づけ、さらには入社後の定着支援まで、一貫して伴走します。
性格診断ツールで得られるデータを最大限に活かして、採用活動を成功へと導きます。
SmartSelectについての詳細は、以下の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
よくある質問
適性検査にはどんな種類がありますか?
大きく分けると、適性検査は能力検査と性格検査の2つに分類されます。
能力検査は、業務に必要な基礎学力や思考力の確認が目的で、論理的思考力や読解力、計算力といった知的能力を測定します。
一方、性格検査では候補者の人柄や価値観、行動特性を明らかにし、単なる能力の高さだけでなく、組織文化やチームとの相性を見極めます。
このように、能力検査と性格検査を組み合わせると、採用判断の精度を高めることができるのです。
診断結果をどう活用すればいい?
診断結果は採用の合否を決定するのではなく、面接で深掘りするポイントを見つけるために活用しましょう。
たとえば、診断結果で明らかになった強みや課題を参考に質問を工夫すると、候補者の考え方や価値観をより深く理解できます。
もし活用方法に迷う場合は、採用コンサルタントに相談するのもおすすめです。
採用コンサルティングについては以下の記事もあわせてご覧ください。
まとめ|性格診断を活用してミスマッチのない採用をしよう
性格診断は、候補者の特性を客観的に可視化でき、採用の精度を高めるだけでなく、入社後の定着率向上にもつながる強力な手段です。
株式会社RYOMAが提供するSmartSelect(スマートセレクト)は、最新技術による性格診断により、採用課題の解決をサポートします。
採用活動にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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リクルーティングアドバイザー
担当者阿形 敏也
経歴
新卒で半導体メーカーに入社し、新卒の採用チームに配属。
その後、株式会社RYOMAにてリクルーティングアドバイザーを3年経験。
現在は株式会社RYOMAのキャリア支援事業部全体の統括責任者を務める。
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