企業コンセプトに合わせた尖らせで2名から78名へと急成長

「設立直後の会社なので知名度ゼロでも本当に採れるのか」と不安からのスタート。

株式会社Otaksは、設立直後のまだ認知ゼロ状態から78名（2025年10月6日時点）へと急成長を続けています。その背景に、RYOMAのSES特化の採用支援サービス「GrowSES」とOtaks様の企業コンセプトがベストマッチした結果が、急成長に繋がった1つの要因となりました。

求人広告を主に使い、見出し・1スクロール要約・CTA最適化、採用プロセス設計とコミュニティ起点の体験を連動させました。その結果、2024年10月以降は月平均5.9名の採用を継続（主に経験1.5年以上のエンジニア人材）、採用単価は12〜13万円に収まり、スピードと体験の両立を実現しています。

GrowSESを利用したOtaks様にインタビュー

オタクエンジニアが活躍するSES（システムエンジニアリングサービス）事業を提供する株式会社Otaks。代表の藤谷氏自身が根っからのオタクということもあり、「オタク気質」を持つ方々は、特に技術力や技術への探究心が高い傾向にあることに着目しました。そんなオタクエンジニア同士が繋がり技術向上を目指し、それらをお客様へと提供する。それが株式会社Otaksという会社です。

今回は、そんな株式会社Otaksの代表取締役 藤谷氏にお話を伺いました。

本事例では株式会社Otaks様が弊社のGrowSESを利用した背景や課題、実際に利用した感想などをインタビューさせていただきました。

株式会社Otaks様の担当は「影山 乃依」
採用プランナー兼採用ブランディング会社Nicop（RYOMAのグループ会社）の代表取締役を務めSES企業を始め、様々な企業の採用ブランディングに携わっています。

異例の設立時からGrowSESを利用開始！

GrowSESを利用する前のOtaks様は、どのような課題を抱えていましたか。

藤谷様　──

正直、設立直後に利用を決めていたため、課題というよりはなにから始めるべきか。と考えていたタイミングでした。設立時には私が好きなゲームのスマブラで対戦相手を弊社へと誘う“スマブラ採用”で、偶発的に2名が採用できていました。ですが、この方法では再現性や仕組み化といった採用活動に必要なものが不足していて不安でした。

会社設立と並行して採用方針を考えていた際に知人の経営者から、RYOMAという会社を紹介していただきました。

GrowSES導入の決め手は、SES企業の実績と情報量

GrowSESを利用しようと思ったきっかけや、依頼の決め手を教えてください。

藤谷様　──

知人の経営者から紹介いただいたことでRYOMAを知り、そこから影山さんと連絡のやりとりを行い、ご提案をいただきました。正直当時はRYOMA様以外に2〜3社からもご提案をもらい比較していました。

他社比較をしてみて決め手になったのは、SES特化という豊富な実績と、SES企業間の情報共有、そこから得られた総合的なアドバイスの仕組みが刺さりました。
もちろん、他社SES企業様の不利益になるような情報ではなく、相互向上に繋がるような情報を交換でき、影山さんが弊社に合わせた状態で、ご提案いただけるというのはとても心強い印象でした。

また弊社の“オタク”に振り切った方針にとても理解を持っていただき、全力で背中を押していただけたのも決め手の一つです。いわゆる“無難”に寄せず弊社と一緒に振り切った採用文などのご提案をいただけた姿勢は他社にはないものでした。

GrowSESが行った具体的な内容

実際にGrowSESはどのようなことを行ったのですか？

影山　──

今回行った内容は、Otaks様の担当である採用プランナーの影山が答えます。
今回私が行ったことは大きく4つです。設立時ということもあり、特に採用コンセプトとターゲット理解にことにフォーカスしました。

① 企業理解とターゲット理解で「オタクエンジニア」の本質を確認

代表の藤谷氏自身が、自ら手を動かすエンジニア。
グループ会社の請負のエンジニアとして従事しながら、会社設立し請負は続けた状態での会社経営を行っている背景がありました。

また、「スマブラ採用」という求人募集の方法は、インパクトが大きかったです。関わる時に2名の採用が決まっていたので、実際にスマブラで戦ってゲーム内で拳を合わせた結果、絆が生まれる。採用ブランディング支援を提供している私にはあまりにも衝撃的でした。

オタクエンジニアについてお話を伺った際に、「ゲームが強く1つのことに熱中できるゲームオタクは頭の回転が早く集中できる」というエンジニアにとって必要な素質を知れるといったことを教えていただきました。

② 採用コンセプトの明確化と言語化

企業コンセプトをどれだけターゲットに伝えることができるか。その土台作りになる採用コンセプトを藤谷様と話し合い、具体化させ言語化していきました。

採用コンセプト“好きに全振り”。冗談ではなく本当にオタクエンジニアを募集していることをターゲットに伝えるために、求人原稿・バナー・トーン＆マナーを統一し、誰に合い、誰に合わないかを最初から明記。入社後の幸福度と離職率に直結するため、ミスマッチを先に避ける設計にしました。

③ チャネル運用（求人広告メイン）の最適化

多種多様にある求人媒体の中から、適切なチャネルの選定を行いました。
求人票を徹底的に作り込み、採用コンセプトの尖っている部分を隠すのではなく、寧ろしっかり訴求軸に置く方法を採用しました。「10人に外しても1人に深く刺さればいい」尖っている分刺さると深く突き刺さってくれます。

具体的には、見出しと1スクロール要約で価値観と仕事像を一瞬で伝え、CTAはカジュアル面談へ誘導。さらに面談は代表が一次面談を必ず行い、企業カルチャーと実務について解像度を上げる。

尖った部分に触れたターゲットの採用プロセス全体を通して、どんどん深く刺す流れを磨き込みました。

④ コミュニティ起点の採用導線

社内イベントの実施で社員同士が楽しみ交流できる、本来あるべき社内イベントを作りを行っています。

月に2-3回程度行われるイベントでは、オタク社員によって“オタク社員が”楽しめるように作っています。
例えば、カラオケ大会ではアニソン部屋と一般部屋に分けたりします。アニソン好きの一致団結力には凄まじいパワーを感じます。
またオフィス飲みでは、ゲームとボードゲームと飲み専用と各エリアに分かれて、各自思い思いに楽しんでいます。

これまで「社内イベントは参加したくない」「大勢の場で話すのは苦手、、、」といった人も、「Otaksのイベントは楽しい！」と言ってくださる社員が多いです。

参加体験が応募や紹介の動機に直結するよう、社内に自然にある交流を“見える化”し、リファラル採用が自走する仕組みを組み込めました。

尖らせた採用コンセプトで社員数が増加

サービス利用前と比べてどんな変化がありましたか？

藤谷様　──
当初の不安が利用後には完全になくなりました。
さらに業界では贅沢な悩みだと思うのですが、社員数が多くなったことで社内体制の見直しを行わないといけないと感じているところです。まさか約1年半後に社員が70名以上になるとは思っていませんでした。

今後は採用応募数よりは、会社として現状でどんな人材が一番ほしいのかを見極めていきたいです。社内カルチャーにマッチする人、Otaksっぽい人を採用していきたいと考えています。

今後会社としてどうしていきたいですか？

藤谷様　──
正直、求人広告はもうすでに広げられる部分まで広げきった感じがしているので、違うパイを探しに行きたいと考えています。広告のように消費的な採用活動だけではなく、投資的な採用活動を強化していきたいと思っています。

例えば、リファラル採用をもっと気軽に行えるように、一緒にご飯行くことやそれこそゲームを一緒にすることなどです。社内でも広がりつつはあるのでそこをさらに強化していきたいです。

RYOMAを他社におすすめする理由それは、、、

RYOMAのGrowSESを他社にもおすすめしたいですか？

藤谷様──

もちろんです。スタートしたばかりの弊社だとどうしても遅い時間や休日にお返事したり依頼することがありましたが、「翌日や週明けに連絡くれるだろう」と思っていたら、すぐに返事していただけたりとスピードの速さがとても心強かったです。

企業のフェーズに合わせて対応スピードや提案、費用相談など「とにかく本当に弊社と伴走してくれている」と実感させてくれています。

採用担当者へのアドバイス

採用に困っている採用担当者へのアドバイスはありますか？

藤谷様　──

競合が多いSES業界だからこそ置きにいかずに尖らせてみてほしいです。メリットもデメリットも開示し、合う人にだけ深く刺さってくれると思います。採用ブランディングに真剣に向き合うことは、採用ミスマッチ防止に直結します。

RYOMAさんのように壁打ちから実施・検証まで伴走できるパートナーを見つけることが、採用成功への近道です。

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株式会社RYOMAでは、採用を“利益”に変えるSES特化の採用支援サービス「GrowSES」を提供しています。弊社では“パートナー”を第一に考えた高品質のサービスをご用意しております。
採用面で課題や悩みを抱えているご担当者様は、お気軽にご相談ください！

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