弊社のYoutubeチャンネル「HR MAKER」をご存知ですか?
代表の阿阪を中心に、RYOMAが抱える「採用のプロ」たちがノウハウ共有を行っています。
本記事ではHR MAKERの動画の中から、「リファラル採用」についての解説動画をご紹介します!
過去の動画でリファラル採用について話したところ、大きな反響があり、
「リファラル採用について詳しく聞きたい」という意見を多くいただきました。

この動画は、そのリクエストに応え、リファラル採用についてより深く掘り下げたものです。
リファラル採用の用語解説だけでなく、そこに潜むメリットやデメリット、さらにリファラル採用を成功させる秘訣まで語っております!
採用で困っている経営者や採用担当者の/方々は本記事と合わせてご覧ください!
リファラル採用とは?
リファラル採用とは、自社の社員に友人や知人を紹介してもらい、それを通じて採用を行う手法のことです。
求人媒体やエージェント経由の募集とは異なり、社員が自社のリアルを伝えられる点が大きな特徴です。
求職者の会社への理解度(仕事内容、労働環境など)が高まるので、採用に至るまでの活動でミスマッチが減少し、採用につながる確率も高まります。
そのため、ベンチャー企業や中小企業など、採用リソースが限られている組織には非常に有効な方法です。
リファラル採用のメリット
ミスマッチの少なさ
社員が候補者にリアルな情報を直接伝えられます。入社後に「想像と違った」というギャップが起きにくく、離職リスクを抑えられます。
ベンチャー企業の場合、やりがいとともにハードワークが求められることもあります。
それを知った求職者が「仕事がしんどそう」と入社をためらってしまっても、社員が実態を丁寧に説明することで「仕事の量は多いが、それに見合った対価は存在しそうだな」というように解釈の変化を促せます。
「企業と候補者が互いに納得した上で入社する」という形が実現しやすくなるのです。
採用コストの削減
求人媒体や人材紹介サービスを利用した採用活動は、採用単価が100万を超えることも珍しくありません。
しかし、リファラル採用だとそれらのサービスを利用できる料金や手間が省けるため、その半額以下で採用できるケースが多いです。
潜在層へのアプローチ
まだ転職活動を本格化させていない“潜在層”にリーチできます。
「まだ一歩は踏み出してない、だけどいつか転職したいな」と考えている優秀な人材を他社に先駆けて確保できる可能性が高まります。
RYOMAの採用支援では、リファラル採用の設計サポートも行っています。
「転職潜在層への採用を強化したい」という採用担当者の方はぜひお問い合わせください!
注意すべきデメリット・リスク
社員のモチベーション低下リスク
紹介した友人が不採用や早期退職となった場合、紹介元の社員自身が会社への帰属意識を低下させてしまう恐れがあります。
中には友人と一緒に退職してしまうケースもあるので、紹介元への誠実な対応やフォローも並行して行う必要があります。
実態の伝達不足によるミスマッチ
ベンチャー企業の場合、成長機会が多い反面、ハードワークなど大変な面も。
しかし、紹介元の社員が自社の良い面ばかりを伝えてしまうと、会社の実態とかけ離れた印象を持たれてしまいます。
結果として、想像と違う環境にネガティブな印象を抱かれ、後々のトラブルにつながります。
組織文化が変化する可能性
仲の良い社員同士が集まることで、「お友達企業」のようになってしまい、組織の緊張感やプロ意識を低下させるリスクも。
自社が本来大切にしているバリューや理念を共有・維持しつつ、採用したいターゲットを明確にしてアプローチを行う必要があります。
リファラル採用を成功させる4つのポイント
①認知(社内周知の徹底)
定期的な呼びかけ
「営業職の追加であと○名探している」「バックオフィスを強化したい」など、ポジションを変えながら社内アナウンスを行いましょう。
飽きさせない工夫が重要です。
実例の共有
リファラル採用で入社した社員へのインタビューや、面接が進んでいる候補者の情報を“社内ニュース”として共有しましょう。
他の社員にも刺激を与えられます。
②共感(社員が動くストーリーの伝達)
企業ビジョンとの紐づけ
「なぜリファラル採用が必要なのか」「今後の事業拡大計画」などを明確に伝えましょう。
社員が“自分も一緒に作っている”と感じられるストーリーを用意することが大切です。
報酬だけに頼らない仕組み
一時的に高額な紹介報酬を設定しても、長期的な効果は見込みにくい場合があります。
社員が自社の成長やビジョンに共感し、自発的に紹介したいと思う仕掛けが欠かせません。
③行動(紹介のハードル下げ)
社内向けFAQ・資料の整備
給与テーブル・福利厚生・休日・業務内容など、候補者が気になる情報をまとめたドキュメントや採用サイトを用意しておきましょう。
これにより、社員がすぐに案内できる状態を作ることができます。
円滑なコミュニケーション体制
候補者の一次問い合わせは人事担当者へスムーズに転送できるよう、社内ルールを明文化するのもおすすめです。
④ファン化(面接結果にかかわらず好印象を与える)
不採用になっても、候補者が「良い会社だった」と感じるくらい丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
これにより紹介者(社員)の会社への信頼感が高まり、継続的なリファラルにつながります。
まとめ
今回ご紹介した内容は、弊社の公式YouTubeチャンネル「HR MAKER」でも詳しく解説しています。
リファラル採用だけで社員数を増やしてきた事例や、実際の導入企業へのインタビューなど、実践的なノウハウを多数公開中です。
ぜひ動画もあわせてご覧いただき、リファラル採用の成功パターンをさらに深掘りしてみてください。
リファラル採用の導入や、より効果的に運用するための具体的な施策を知りたい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。人材紹介や採用コンサルティングの実績をもとに、貴社のビジョンや組織文化に合わせた最適なプランをご提案します。
「採用が変われば、会社が変わる」。リファラル採用をきっかけに、組織成長の新しいステージを目指してみませんか?まずはお気軽にご相談ください。