弊社のYoutubeチャンネル「HR MAKER」をご存知ですか?
代表の阿阪を中心に、RYOMAが抱える「採用のプロ」たちがノウハウ共有を行っています。
当記事では「人事ポリシー」について、以下の動画をもとに徹底解説いたします。
(▼サムネイル画像をタップすると動画にジャンプします)

社員のモチベーションをどうやって維持していけばいいのか分からない…
採用活動が決まったものの、求職者の惹き付け方が分からない…
このような悩みは人事ポリシーの導入で解決するかもしれません。
ぜひ、動画と合わせて最後までご覧ください!
人事ポリシーとは
人事ポリシーとは、「人」あるいはその集合体である「組織」に対して企業が持っている考え方のことです。
企業の戦略は「ミッション・ビジョン・バリュー」を到達点として行われますが、その全ての根幹に位置するのが人事ポリシーです。
つまり、人事ポリシーのもとに目標を設定し、各種戦略を立てて実行していくという流れになるのです。
目標設定がブレないようにするためにも人事ポリシーは重要なんですね!
人事ポリシーの役割
人事ポリシーにはいくつかの役割があります。
社内の評価基準を定める
動画内で例として出ている、
「質の悪い商材を高値で売りさばくA君」
「ためになる商材を低単価で売っているB君」
という二人の営業マン。
所属する企業がなにを良しとしているかで、どちらの営業マンが優れているのかは変わってきます。
この「なにを良しとするか」こそが人事ポリシーなのです。
採用したい人材の方向性を決定づける
「どんな会社なのか」を明確にすることで、人材を見極めやすくすることも人事ポリシーの役割の一つです。
企業側から人事ポリシーを明確にしておけば、求職者も自分の性格や求めている条件に合った企業なのか定めやすくなり、両者の意思伝達がスムーズに行えます。
そして採用率の上昇や単価の削減に繋がっていくのです。
人事ポリシーのメリット
人事ポリシーを導入することに、組織へのメリットはあるのでしょうか?
具体例には、以下のような効果が期待できます。
判断にブレがなくなる
「会社として何を良しとするか」が明確になるため、各部署・各担当者が同じ方向で意思決定を行えます。
例えば、「トップセールスだった社員を、新たな成長機会として別のポジションに配置する」という場合を考えてみましょう。
この判断は一見、会社の売上を下げてしまうように見えます。
しかし、人事ポリシーに「積極的に成長機会を与えていこう」と明記されており、それに基づいた判断であれば、経営陣も社員も納得しやすくなります。
社員の納得度と帰属意識が向上
上記の例のように、配置転換や評価などの変化は組織につきものです。
その際に人事ポリシーが確立されていると「人事ポリシーに沿って行われた」という共通認識が生まれるため、不満や疑問が少なくなります。
社員同士の認識がズレにくく、企業文化の安定にもつながります。
制度設計・導入のミスマッチを防げる
人事ポリシーがないまま新しい福利厚生や報酬制度を導入すると、「あとになって財務を圧迫する」「撤廃しづらくなる」などのリスクが高まります。
人事ポリシーを先に定めておくことで、制度設計がスムーズになり、将来的なトラブルを回避できます。
人事ポリシーは経営陣と社員のどちらにもメリットをもたらすんですね!
あるのとないのとでは、会社の成長速度がかなり変わりそう…
モチベーションリソースと人事ポリシーの関係性
ここからは、人事ポリシーを構築し、導入する方法を解説していきます!
人事ポリシーを構築する上で重要になるのが、「社員が何をモチベーションに働くか」という視点です。
弊社では以下の3つを「モチベーションリソース」と呼び、企業は3つのうちのどれに重きを置くのか明確にすべきと考えています。
①仕事型
- 仕事そのものが楽しい。
- 専門性を追求し、顧客満足度を高めることに喜びを感じる。
「職務」自体にやりがいを感じているケースのため、保育士やコーチング業などの業種と親和性が高くなります。
②組織型
- 「この組織の一員であることが誇り」と感じる。
- 「仲間とともに成果を出す」ことがモチベーションに繋がる。
私たちRYOMAも、この組織型モチベーションリソースに重きを置いています。
③生活型
- 頑張りが報酬やプライベートの充実に結び付くと、やりがいを感じられる。
- 高価な時計や車など、形のある「モノ」を手に入れたい。
営業など、働いた分だけ報酬が返ってくる職種は、この生活型モチベーションリソースと親和性が高くなります。
一企業の中でも社員ごとにタイプのバラつきがありそうだし、どれか1つに定めるのは難しそう…
完全に1つに定める必要はありませんよ!ただ、重要視するリソースは1つ決めておいた方がいいですね。
企業の“軸”を決める
「うちは全部大事にしています」という姿勢は理想的に見えます。
しかし、実際には評価や配置の軸が定まらずにブレが生じがちです。
- 「生活型」を重視するなら報酬やインセンティブに力を入れる。
- 「組織型」を大切にするならチームビルディングや社風作りを徹底する。
- 「仕事型」にフォーカスしたいなら専門スキル研修や社内勉強会などの仕組みを整える。
自社がどのリソースを一番重要視するかを決めることで、制度の方向性が明確になります。
RYOMAの採用支援や採用コンサルティングなどのサービスでは、社風や社員の特性を分析し、モチベーションリソースの「見える化」も行っています。
フレームワークの活用について
人事ポリシーを作ろうとするとき、決めるべき要素は非常に多いです。そこで活用をおすすめしているのが、18項目におよぶ多角的なフレームワークです。
フレームワーク(計18項目)の詳細
フレームワークは、具体的に以下のような項目で構成されています。
- 何を大事に評価するか
- 人材への考え方
- 求める人物像
- 人材育成への方向性
それぞれの項目に当てはめていくことで、適切な人事ポリシーが作成できます。
まずは専門家の伴走で抜け漏れ防止を
フレームワークは項目が多い分、初回は圧倒されるかもしれません。
そんな時は、私たち「採用のプロ」にお任せください。
RYOMAでは、初回アポイントで無料ヒアリングを実施しています。
18個のフレームワークの全体像をお見せしながら、貴社に合った人事ポリシーの方向性を二人三脚で考えていきます。
まとめ
動画でさらに詳しく解説!
弊社代表・阿阪が運営するYouTubeチャンネル「HR MAKER」では、
今回の記事で紹介した人事ポリシー、モチベーションリソースやフレームワークの活用法などを動画でわかりやすく解説しています。
具体的な導入事例や、社内教育に役立つ工夫も多数ご紹介していますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせ:無料で初回アドバイス
人事ポリシーを作りたいけど、何から始めればいいんだろう?
自社に合ったモチベーションリソースが見えてこない…
そんなお悩みをお持ちでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
無料ヒアリングにて、以下のようなサポートを行います。
- フレームワーク(18項目)を活用した現状分析
- 御社のミッション・ビジョンとの整合性チェック
- モチベーションリソースの決定支援
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企業の成長のため、私たちRYOMAも全力でサポートいたします。